ウニ
どんなお魚?
青森県で漁獲されるのはキタムラサキウニとエゾバフンウニの2種で共にオオバフンウニ科に属します。前者は「ノナ」とも呼ばれ、水深60m以浅の転石帯や岩礁帯に生息し、大きいものでは殻が15cm以上にも成長します。後者は「ガゼ」とも呼ばれ、水深20m以浅の転石帯や岩礁帯に生息し、成長はせいぜい7~8cmまでです。殻の中の生殖巣を食しますが、海藻の少ない場所に生息するキタムラサキウニの生殖巣は、周年にわたってあまり発達しません。
漢字表記
海胆、雲丹、海栗
形態
ウニは棘皮動物の一種、殻の表面にトゲが規則正しく生えています。体の下にある口には歯があり、海藻を食べています。海の浅い所の岩のくぼみや割れ目、岩の下をすみかにしています。
旬
春から初夏です。
漁法
篭、たも網、突棒、潜水、桁網などで漁獲します。
おすすめの食べ方
鮨種、蒸し物、練りウニ、塩ウニなどにします。