春のお魚 - トゲクリガニ

トゲクリガニ

どんなお魚?

カニは「桜ガニ」「花見ガニ」とも呼ばれるように、春先から味が乗り、桜の季節と旬が重なります。
毛ガニよりも小ぶりですが、甘く磯の風味がたまらない繊細な身、濃厚な味わいの蟹味噌、さらにメスの卵(内子)がこれまた絶品です。

漢字表記

形態

青森で「陸奥湾の毛ガニ」などと呼ばれているこの「トゲクリガニ」は、いわゆる「毛ガニ」と同様、クリガニ科の仲間です。大きさは、県水産試験場によると、1才で甲長(頭からお尻までの甲羅の大きさ)が5cmとなり、年1回の脱皮を繰り返し、2才になると雄で7cm、雌で6cm、3才になると雄で9.4cm、雌で7cmに成長します。

花見(4月下旬から5月上旬)の時期にかけて抱卵しますので、この時期を「旬」とします。

漁法

カゴ漁、刺し網漁で漁獲します。

おすすめの食べ方

茹でカニ