春のお魚 - メバル

メバル

どんなお魚?

青森県でメバルと言えば、一般に標準和名をウスメバルと言うフサカサゴ科の魚のことで、場所によってはテンカラと呼ぶ所もあります。  水深100mほどの所に生息し、30cm位まで成長します。ヤナギノマイ、ガヤ、ハツメなどもフサカサゴ科の魚でこの仲間です。

漢字表記

目張

形態

ウスメバルに限らずメバル類は卵を産みません。正確には交接後に体内でふ化が完了し、5mm前後にまで成長した稚仔を体外に産出します。このような繁殖生態を「卵胎生(らんたいせい)」といいます。青森県は全国で最も大量のウスメバルを漁獲しており、中でも津軽海峡の西口に位置する中泊町小泊沖で獲れたウスメバルは、「津軽海峡メバル」というブランド名で平成30年2月に地域団体商標に登録をされています。

一年を通して漁獲されますが、春から初夏が一番の漁期です。

漁法

釣り、刺網などで漁獲します。

おすすめの食べ方

メバルは素直で上品な味を持ち、身も柔らかく誰にでも好まれます。焼き魚、刺身、唐揚げなどにします。