夏のお魚 - ホタテ

ホタテ

どんなお魚?

八甲田水系が流れ込む陸奥湾で育った本県のほたて貝は、芳醇でまろやかな旨味があり、他のどの食材にも似ていない独特で絶妙なおいしさをもつ食材です。北海道や青森県が主産地であることからもわかるように、ほたて貝は冷水性の貝なのです。まろやかで豊かな風味をもつほたて貝は、どんな料理にもよく合い、また他の食材と絶妙なハーモニーを奏でてくれます。

漢字表記

帆立、車渠、海扇

形態

天然貝の生息場所は水深20~30mの海域で、アサリ、ハマグリ等の生息場よりも粒の大きい砂泥域~砂れき場で分散して生活しています。生息水温は5~22℃で、夏季に水温が20℃を超える日が長く続くとへい死してしまいます。北海道や青森県が主産地であることからもわかるように、ほたて貝は冷水性の貝なのです。

春先の産卵が終わり、最も栄養豊富なプランクトンを食べ、貝柱が大きくなる6~7月頃が旬とされています。

漁法

4月に採苗器を投入、稚貝を採集しパールネットに収容します。 その後、養殖用は耳づり作業及び丸篭への入替作業を行い、地まき用は年内と翌春に放流し、一定期間海中で増殖させ、養殖します。 出荷は2年目から、半成貝、篭 ・耳づり、地まきの順で行われます。

おすすめの食べ方

刺身はもとより、煮る、焼く、揚げるなど、手軽な料理法で美味しく食べられる食品です。